私達の挑戦

実績事例

福島県 富岡復興メガソーラー・SAKURA

大震災からの再生に挑む町に 新たなシンボルをつくる

福島県富岡町は、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故により、避難指示を受けていましたが、2017年4月1日に約9割が解除されました。しかし、震災前は約1万6000人いた町民も、2019年3月現在の町内居住者は850人余りにとどまっています。
私たちは、大震災によって避難された方々の土地をお借りし、町の新たな産業のシンボルとして、富岡復興メガソーラー・SAKURAによる発電事業を富岡町、福島発電株式会社とともに行っています。

「桜」の名に託した 復興への思い

富岡町には「夜の森」という桜の名所があり、町木は桜です。桜並木の大部分が帰還困難区域にありますが2018年から「桜まつり」が再開され、2022年には立ち入り規制緩和により夜の森地区全域でお花見を楽しむことができるようになりました。
私たちは「桜守」として、地域の方とともに、この発電所を次世代に繋いでいきます。

町の桜の名所「夜の森」

地域に愛される発電所へ

太陽光発電により得た収益の一部は、福島県の復興基金や、富岡町のまちづくりに取り組む民間団体「とみおかプラス」を通して地元に還元しています。
また、様々な方に親しみを持っていただくために発電所内に見晴らし台を設置し、見学いただいております。

見学用の案内看板も設置しています

再生可能エネルギーが生む地域の再興へ

富岡町は海に面し、一年中温暖で過ごしやすい地域です。震災以前は農業を基幹産業としておりました。震災後、原子力災害を経験した土地だからこそ、克服し再生する姿を発信すべく太陽光発電事業を進めております。
売電益を基幹産業である農業再興や、地元活性化事業に充て、町復興に取り組んで参ります。

富岡町長
山本 育男氏

未来を拓く、自然と人のエネルギー

福島発電株式会社は2017年4月、浜通り事務所を富岡町の発電所隣地に開設しました。
地域の皆さんの大切な土地を守り、そしてコミュニティセンターのように活動していきたい。地域とともに考え、自ら行動し、新たな時代を目指していく。そのために、多くの皆様と協力しささやかな光を発信してまいります。

福島発電株式会社 代表取締役
吉田 孝氏

富岡復興メガソーラー・SAKURA

運転開始 2017年11月
名称 富岡復興メガソーラー・SAKURA
所在地 福島県双葉郡富岡町大字上手岡字大石原、下千里地内
開発規模 約30MW(太陽光モジュールベース)
想定年間発電量 約33,000MWh(一般家庭約9,100世帯分)
開発敷地面積 約40ha
発電事業者 富岡復興エナジー合同会社
(富岡町、福島発電(株)、 JR東日本エネルギー開発(株)による出資)

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