私達の挑戦

実績事例

青森県 野辺地柴崎風力発電所

風豊かな陸奥湾を仰ぐ大地にてまちと共にある風車

野辺地町は、「野辺地町地域新エネルギービジョン」を策定し、地域資源を活用した再生可能エネルギーの導入を推進し、主体性をもった再生可能エネルギーと地域の共存をめざしています。私たちは、陸奥湾を仰ぎながら大地を駆ける豊かな風を地域のエネルギーに変え、新たな価値を創造します。

運営スキーム

自然のエネルギーを間近に体感

発電所は、「柴崎地区健康レクリエーション施設」の敷地の一部を活用して建設されました。同施設のキャンプ場や、まかど温泉スキー場を訪れた方は、陸奥湾を眼下に風車のある風景をご覧いただけます。

鉄道ゆかりの町への貢献

売電収入の一部を、農林水産業や町の活性化事業に活用いただくなど、地域に根差した発電所となることを目指しています。また、野辺地町は鉄道林(冬季の強風による吹雪から鉄道を守る林)発祥の地でもあり、鉄道とも深く関わりのある町です。今後は、JR東日本グループとして地産商品や観光資源など町の魅力を発信していくことも見据えています。

ご挨拶

野辺地柴崎風力発電所は町有地である「柴崎地区健康レクリエーション施設」敷地内において2022年3月に竣工いたしました。2019年3月、JR東日本エネルギー開発(株)、八戸市の開発電業(株)の協力を得ることができ、共同出資により設立した野辺地柴崎風力発電合同会社にて事業が実現いたしました。
野辺地町は、青森県の下北半島の付け根に位置し、梅雨時期はヤマセ、秋以降は偏西風が吹き、比較的風況の良い町です。また、南に八甲田連峰、北は陸奥湾に面しており、冷涼な気候により「野辺地葉つきこかぶ」や陸奥湾の「ホタテ」が特産品であります。また、風車の建設地である「柴崎地区健康レクリエーション施設」は、陸奥湾を一望でき、流行りのソロキャンプを楽しむ方々で賑わいを見せております。
この風力発電事業は野辺地町の活性化に対し、大変ご協力をいただいており、収益の一部が農林水産業へ寄与する事業や「柴崎地区健康レクリエーション施設」の整備など町の事業にも活用されます。
本事業にご協力いただきました、JR東日本エネルギー開発(株)、開発電業(株)並びに建設までに携わっていただきました、皆様に感謝申し上げるとともに、青森県へいらっしゃる時には、ぜひ野辺地町にお立ち寄りいただき、こかぶやホタテを味わっていただけたらと思います。

青森県 野辺地町長
野村 秀雄氏

ご挨拶

野辺地柴崎風力発電合同会社で建設を進めてまいりました野辺地柴崎風力発電所は、「風は誰のもの」をコンセプトとして、2022年3月竣工、営業運転を開始しました。当社は、発電所の運用管理の一端を担うことになります。地域の皆さま、関係各所のご協力の下、風車メーカーと連携をとりながら、風力エネルギーの安定した発電所の運用に努めてまいります。
野辺地柴崎風力発電所は、設備容量が7,478kWと風力発電所としては小規模な発電所ですが、国内最大級の単機出力4,300kWの風車を2基設置しました。野辺地町所有の柴崎地区健康レクリエーション施設内から風車の大きさが実感できます。施設内の自然や眺望と共存し、地域の活性化と環境教育に繋がることを期待します。

開発電業株式会社 代表取締役
小野寺 洋氏

野辺地柴崎風力発電所

運転開始 2022年3月
名称 野辺地柴崎風力発電所
所在地 青森県上北郡野辺地町字柴崎
開発規模 7,478kW
想定年間発電量 一般家庭約3,500世帯分
発電事業者 野辺地柴崎風力発電合同会社
(野辺地町、開発電業(株)、JR東日本エネルギー開発(株)による出資)

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